コラム

岩手医科大学医学部の入試情報|2027年度の日程・科目・地域枠・学費

理数塾 私立医学部入試案内2027年度

一般選抜の主要日程

出願締切
1月8日金
提出書類は消印有効
一次試験
2月3日水
英語・数学・理科2科目
二次試験
2月12・13日
金・土のうち、出願時に1日を選択
地域枠C・D

奨学金の貸与候補生への応募は2026年11月6日(金)必着。大学への出願に先立つ手続きです。 条件を見る

岩手医科大学は、矢巾キャンパスに医学・歯学・薬学・看護学の4学部と附属病院を置く医療系総合大学です。一般選抜は一次・二次ともに東京会場があり、群馬から受験できます。

一般選抜の日程と会場

一般の募集は66名。前年の73名から7名減りました。全国から出願できる地域枠C(5名)・D(7名)も、同じ日程で試験を行います。

  1. 出願
    12月4日(金)~1月8日(金)

    2026年12月に受付開始。郵送書類は2027年1月8日の消印有効。

  2. 一次試験
    2月3日(水)

    会場は矢巾・東京・大阪・札幌・名古屋・福岡。

  3. 一次発表
    2月9日(火)18時

    Post@netで合否を確認。

  4. 二次試験
    2月12日(金)または13日(土)

    出願時に1日を選択。会場は矢巾・東京・大阪。

  5. 最終発表
    2月18日(木)12時
  6. 入学手続締切
    2月26日(金)

東京で受験する方へ 一次はベルサール高田馬場・ベルサール渋谷ファーストのうち大学が指定する会場です。受験票で確認してください。二次の東京会場はベルサール神田です。

出願の手順 Post@netで出願登録をし、検定料6万円を支払った後、必要書類を郵便局の窓口から簡易書留・速達で送ります。

試験科目と配点

一般選抜の一次は350点満点です。午前の英語と数学には教科別の制限時間がなく、2教科を合わせて120分で解きます。得意な科目や解く速さを踏まえて、自分に合った時間配分を決めておきましょう。

試験時間 科目・出題範囲 配点
一次・午前
9:30~11:30
英語 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 100点
数学 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A、B(数列、統計的な推測)、C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面) 100点
一次・午後
13:00~15:00
物理・化学・生物から2科目。それぞれ基礎科目を含む。 各75点
計150点
二次 面接。調査書も面接時に評価。 50点

最終判定は一次350点と面接50点を合わせた400点満点です。面接が大学の基準に達しない場合は、総合点が高くても不合格となります。地域枠C・Dには岩手県による面接(段階評価)もあります。

一般選抜の地域枠C・D

2026年10月28日 大学発表
医学部の収容定員に関する学則変更が10月27日付で認可されました。大学は、推薦の地域枠A(15名)・B(8名)、一般の地域枠C(5名)・D(7名)を予定どおり実施します。2027年度の医学部募集人員は計130名です。

群馬県からも出願できる一般選抜の全国枠

募集枠 貸与候補生の決定・卒業後の条件
地域枠C
5名
岩手県医療局の医師奨学資金。医師免許取得後は県のプログラムに沿い、県立病院等で臨床研修2年を含む9年間勤務。
地域枠D
7名
岩手県市町村医師養成修学資金。臨床研修2年を含む9年間の県内勤務に加え、総合診療科・小児科・産婦人科のいずれかで働く意思が必要。

貸与候補生の応募期間は2026年10月13日(火)~11月6日(金)必着。対象の奨学金の貸与候補生に決まった方が、12月以降に大学へ出願できます。一般(66名)と地域枠C・Dの併願はできません。CとDは両方の要件を満たせば併願でき、合格はDが優先されます。

学校推薦型・総合型選抜

2026年11月2日(月)~11日(水)出願・消印有効。 試験は11月21日(土)に矢巾キャンパスで実施します。合格発表は12月2日(水)17時、入学手続締切は12月11日(金)です。

区分・募集人員 主な出願条件
公募制
12名程度
2026年3月卒または2027年3月卒業見込み。全体の学習成績の状況4.0以上。学校長推薦(1校2名以内)で、合格時に入学を確約。
地域枠A
15名
岩手県出身者枠。学習成績4.3以上。出身校・居住歴等の条件があり、卒後は岩手県内で臨床研修を含む11年間勤務。
地域枠B
8名
東北出身者枠。学習成績4.0以上。出身校等の条件があり、卒後は岩手県内で臨床研修を含む9年間勤務。
秋田県地域枠
2名
秋田県内の高校出身者で学習成績4.0以上。秋田県内で9年間勤務し、うち4年間は知事指定の医師不足地域で従事。
総合型
15名以内
地域医療医師育成特別枠。2025年3月以降卒または2027年3月卒業見込み、学習成績3.8以上。圭陵会正会員の推薦が必要(大学職員・志願者の2親等以内を除く)。合格時の入学と、卒後の附属病院・関連病院での通算7年以上の勤務を確約。

推薦の地域枠A・B・秋田県地域枠も2026年3月卒・2027年3月卒業見込みが対象で、学校長の推薦が必要です。総合型は前年の8名程度から15名以内に変更されました。

年内選抜の科目と面接を見る

英語・数学は合計80分で各100点。数学の範囲はⅠ・Ⅱ・Aです。理科は物理・化学・生物(基礎を含む)から2科目、合計60分で各75点。面接100点を合わせて450点満点です。

公募制では個人面接と、事前に与えられた課題について答える個人面接があります。総合型では自己推薦書に基づく面接も行い、5段階で評価します。地域枠には県による面接もあります。

前年の入試結果と最低点

志願者数
3,001名
一次受験者数
2,923名
実質倍率
12.8倍

一般選抜(一般)の正規合格者は191名、繰上合格を含む合格者は229名です。実質倍率は一次受験者2,923名を合格者229名で割った値です。

2026年度 一次最低点
350点満点
最終最低点
400点満点
一般 247点(70.6%) 283.5点(70.9%)
地域枠C・D 221点(63.1%) 282点(70.5%)

大学公表の正規合格者の最低点です。最終最低点は学科と面接の合計で、年度ごとの難度や募集人員によって動きます。2026年度の英語過去問を使う際は、10月7日公表の出題訂正もご確認ください。

入学者の高校卒業年別内訳

2026年度の医学部入学者は130名です。最も多いのは2025年3月に高校を卒業した方で35%。入学直前の2026年3月に卒業した方は18%でした。

2026年度入学者の高校卒業年別構成
  • 2026年3月卒18%
  • 2025年3月卒35%
  • 2024年3月卒25%
  • 2023年3月卒8%
  • 2022年3月以前卒11%
  • 外国等3%

大学が公表した医学部入学者の構成比です。学士編入・転部は別集計で、「外国等」は独立した区分です。

医師国家試験の合格状況

2026年の第120回医師国家試験は、岩手医科大学の新卒受験者136名のうち126名が合格し、合格率は92.6%でした。同じ回の全国の新卒合格率は94.7%です。

2022–2026年実施医師国家試験の新卒合格率
2022年96.1%
2023年90.8%
2024年93.8%
2025年95.8%
2026年92.6%

第116回から第120回までを試験の実施年で表示しています。各回の分母は、同大学の医学部新卒受験者数です。

大学生活と学費

6年間の学納金3,400万円

初年度 900万円(入学金200万円を含む)
2年次以降 各年500万円

入学時の諸会費等は40万円、次年度以降の学友会費は各年1万円です。寮費などの生活費も別途必要です。

1年次は矢巾キャンパスで寮生活

医学部1年生は、矢巾キャンパスの学生寮「ドミトリー圭友館」で暮らします。医学部は全寮制で、居室は個室です。キャンパスでは将来、歯科医師・薬剤師・看護師となる学生と一緒に学ぶ機会があります。

2027年度から始まる学納金減免制度

初年度は一般選抜の入学者(地域枠Cを含む、Dを除く)のうち、入試成績上位3名は対象学納金の全額、次の2名は半額が減免されます。例えば一般の全額減免なら、初年度900万円のうち700万円が減免対象で、入学金200万円と諸会費等は本人負担です。

2年次以降は入学時の選抜区分を問わず、毎年前年度の学業成績で選考します。地域枠の修学資金を受ける場合は、その年の学納金から年間受給額を差し引いて減免額を算出します。

併願校を決めるときのポイント

一次の2月3日は、順天堂大学の一般選抜A方式と重なります。東海大学や金沢医科大学でも同日が一次の受験日候補に入っています。岩手医科大学を受ける場合は、動かせない2月3日を先にカレンダーに入れ、他大学で選べる日と、岩手医科大学の二次面接日を組み合わせてください。

歯学部出身者向けの学士編入学者選抜

3年次への編入で、募集は若干名です。2023年3月以降に歯学部を卒業した方、または2027年3月末までに卒業見込みの方で、歯科医師免許を取得済み・取得見込みの方が対象です。卒業後の附属病院等での勤務条件もあります。

出願は2027年1月20日(水)~28日(木)消印有効。一次2月22日(月)、一次発表3月3日(水)、二次3月8日(月)、最終発表3月12日(金)、手続締切3月18日(木)です。

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