コラム

獨協医科大学医学部の入試情報|2027年度の一般選抜・学校推薦型選抜の日程と試験内容

理数塾 私立医学部入試案内2027年度

選抜別に見る入試日程

獨協医科大学の一般選抜は、東京で学力試験を受け、一次合格後に栃木県壬生町で小論文と面接に臨みます。群馬県の高校生には、卒業後の地域医療を志す方を対象とした公募推薦もあります。

一般選抜|前期・後期の日程

前期は52名、後期は15名を募集します。一次はどちらも五反田TOCビル(東京)、二次は獨協医科大学(栃木県壬生町)で実施します。

手続・試験 前期 後期
Web登録開始 2026年12月23日(水) 2027年2月8日(月)
Web登録締切 1月31日(日)正午 2月28日(日)正午
書類必着 2月1日(月)
17時
3月1日(月)
17時
一次試験 2月12日(金)・13日(土)
1日または両日
3月8日(月)
一次合格発表 2月16日(火)10時 3月11日(木)10時
二次試験 2月19日(金)・20日(土)
いずれか1日
3月15日(月)
最終合格発表 2月26日(金)17時 3月17日(水)17時
入学手続期限 3月4日(木) 3月24日(水)

12月の登録開始日を除き、表の日付は2027年です。Web登録と検定料の支払いを済ませたら、志願票などを速達・書留で郵送します。

前期を2日間受ける場合

科目ごとに標準化した得点を日ごとに合計し、合計点が高かった日の成績で判定します。検定料は1日6万円、2日間同時出願で11万円です(別途払込手数料)。後期は6万円です。

前期の二次は出願時に希望日を選びます。受付順に割り当てられるため、一次合格発表で指定された日を確認してください。

学校推薦型選抜|公募・指定校制・系列校

出願期間は2026年11月2日(月)~9日(月)です。同じ11月14日(土)に受験する場合でも、その後の日程は方式によって異なります。

方式・募集人員 2026年11月の試験
公募(地域特別枠)
10名
14日(土)に一次。18日(水)10時に一次合格発表。合格者は20日(金)に面接。
指定校制
約20名
14日(土)の1日。募集要項は大学から各指定校へ送付されます。検討している方は在籍高校の進路指導部へ。
指定校制の地域枠 指定校制に準じる別枠。栃木県7名以内、埼玉県2名、茨城県2名。
系列校
約10名
試験1日目は14日(土)、2日目は20日(金)。

最終合格発表は12月1日(火)10時、入学手続期限は12月8日(火)です。

群馬県の高校生が公募を検討するとき

群馬県内の高校を2027年3月に卒業見込みの方は、公募の地域要件を満たします。主な条件は、全体の学習成績の状況が4.0以上(3年次は1学期まで)、学校長の推薦、合格時の入学確約、卒業後に対象地域で医療に従事する意思です。

高校所在地の対象は栃木・群馬・茨城・埼玉・福島・東京です。対象地域外の高校でも、本人または保護者が2024年4月1日から引き続き対象地域に居住していれば、地域要件を満たせます。卒業後に医療に従事する意思を求められる地域は、東京を除く5県です。

公募の出願方法

所定の書類をそろえ、書留郵便で提出します。11月9日(月)17時必着です。指定校制と公募の両方を希望する方は、高校に届いた指定校制の要項で出願手順を確認してください。

指定校制と公募を併願できる条件

大学の推薦指定校に在籍し、両方の出願資格を満たす場合は、指定校制と公募(地域特別枠)の併願ができます。公募と「指定校制の各県地域枠」は併願できません。

試験科目・配点・時間

一般選抜の一次は全教科マークシート方式

科目 試験時間 配点
英語 9:00~10:00(60分) 100点
数学 10:40~11:40(60分) 100点
理科2科目 12:50~14:50(120分) 各100点
合計 英語・数学・理科2科目 400点

英語は英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ。数学はⅠ・Ⅱ・Ⅲ・A、B(数列、統計的な推測)、C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)です。理科は物理・化学・生物から2科目を選び、各科目とも「基礎」を含みます。

一般の二次と、公募の小論文・面接

方式 実施する試験
一般選抜
前期・後期
二次で小論文(9:00~10:00)と面接(10:30から)を実施。一次・二次の成績と調査書を合わせて最終判定します。
公募
一次
小論文(8:50~9:50)、基礎適性の英語(10:05~11:05)・数学(11:20~12:20)は各60分の記述式。調査書・推薦書・自己申告書も審査します。
公募
二次
MMI方式の面接。受験者が面接室を移り、異なる課題について各室5分、計5回の面接を受けます。

指定校制の具体的な試験内容・集合時刻は、在籍高校に配付された募集要項で確認してください。

一般選抜(前期)の地域枠

大学は2026年10月29日、医学部の臨時定員増が10月27日付で認可されたと公表しました。前期の栃木県地域枠3名・新潟県地域枠2名は、一般の52名とは別枠です。いずれも出身地域を問わず、一般前期の出願時に申し込みます。

募集枠 修学資金と卒業後の勤務
栃木県
3名
6年間の貸与総額は2,200万円。卒業後は栃木県職員の医師として、貸与期間の1.5倍の期間、県指定の公的医療機関等で勤務します。二次では大学の小論文・面接に加え、県の面接があります。
新潟県
2名
6年間の貸与総額は3,660万円。燕市・弥彦村枠と津南町枠が各1名です。県指定の医療機関等で初期研修を含む9年間勤務し、うち5年間は各枠の指定病院に勤務します。指定勤務中の診療科にも条件があります。

どちらも合格時の入学確約が必要で、修学資金には返還免除の条件があります。希望する方は、勤務先・診療科・在学中の実習条件まで各県の案内を確認してください。

2026年度の入試結果

前年度の一般選抜について、大学が公表した受験者数・正規合格者数・最低点を並べました。

項目 前期 後期
一次受験者数 3,297名 1,557名
一次合格者数 421名 196名
二次受験者数 368名 159名
正規合格者数 129名 15名
正規合格最低点 231.14点 255.37点

最低点は英語・数学・理科2科目を標準化した得点(合計400点満点)です。過去問を自己採点した素点とは尺度が異なります。正規合格者数は繰上合格者を含みません。

6年間の学費と医師国家試験

6年間の学納金3,660万円

初年度 860万円
2~6年次 各年560万円

初年度の内訳は入学金150万円、授業料350万円、教育充実費360万円です。入学時には学友会費10万円・父母会費60万円も必要で、初年度の学納金と合わせると930万円です。一般選抜の前期・後期には、成績優秀者若干名を対象に初年度の教育充実費を180万円減免する制度があります。

第120回医師国家試験(2026年)

新卒は受験者112名のうち105名が合格し、合格率は93.8%(全国の新卒94.7%)。既卒を含む全体では126名中114名が合格し、90.5%でした。

コラム 最新記事

さらに見る