秋から合格へ立て直す勉強法
夏休みが終わり、医学部受験はいよいよ秋の学習に入ります。
夏期講習を受けた。問題集も進めた。勉強時間も増やした。
それでも、
「思ったほど成績が伸びなかった」
と感じている受験生もいるのではないでしょうか。
夏の結果だけで、今年の医学部受験が決まるわけではありません。
秋から重要になるのは、ただ勉強量を増やすことではなく、
夏までに積み上げた学習を、入試で点を取れる力へ変えていくこと
です。
夏に勉強したのに模試の成績が思ったほど伸びなかった
授業は理解できるのに、模試では問題が解けない
参考書や問題集を増やすべきか迷っている
過去問をいつから始めればよいかわからない
志望大学に向けて何を優先すべきかわからない
夏に勉強したのに、なぜ成績が伸びないのか
まず確認したいのは、
「夏に何時間勉強したか」ではありません。
夏休み前と比べて、
「何が自分で解けるようになったのか」
を考えてみてください。
授業をたくさん受けても、問題集を何百問解いても、それが入試問題を自分で解く力につながっていなければ、模試の得点にはなかなか表れません。
授業を聞いて理解できることと、何も見ずに自分で問題を解けることは同じではありません。
医学部入試で必要なのは、
初めて見る問題を前に、自分で考え、方針を決め、最後まで解答する力
です。
秋からは「勉強時間」より「できるようになったこと」を見る
秋からは、勉強の評価方法を変えてみてください。
「今日は8時間勉強した」ではなく、
「今日は何ができるようになったのか」
を確認します。
数IIIの積分で、解説を見ればわかるだけではなく、初見問題でも自分で方針を立てられるようになったか。
電磁気などで公式を探すのではなく、現象を理解して自分から式を立てられるようになったか。
化学平衡や理論計算で、与えられた条件を自分で整理し、必要な式を組み立てられるようになったか。
「先週できなかった問題が、今週は自分で解ける。」
秋に「全部基礎からやり直す」は危険
夏の模試で結果が出ないと、
「基礎ができていないから、最初から全部やり直そう」
と考えることがあります。
もちろん、本当に理解できていないところは基礎へ戻る必要があります。
しかし秋から数学・物理・化学をすべて最初からやり直していたら、医学部の入試問題を十分に演習する時間がなくなります。
9月・10月の模試は「判定」だけを見ない
秋は模試が続く時期です。
医学部志望者なら、A判定・B判定・C判定といった結果は当然気になります。
しかし、この時期の模試で確認してほしいのは判定だけではありません。
原因が違えば、その後に行う勉強も変わります。
模試は合格可能性を見るだけでなく、
秋から何を勉強するかを決める材料
として使ってください。
秋からは「医学部の入試問題」で力を確認する
秋になると、少しずつ医学部の入試問題を意識していく必要があります。
ただし、
「過去問を何年分終わらせたか」
を競う必要はありません。
秋の過去問演習には「現在の自分と志望大学との距離を確認する」という役割があります。
問題を解いて「何点だった」で終わらせず、なぜ解けなかったのかまで分析します。
過去問から見つかった弱点を普段の学習へ戻すことで、過去問演習そのものが学力向上につながります。
秋からは「医学部受験」から「志望大学で点を取る勉強」へ
秋以降は志望大学についても、より具体的に考える時期になります。
特に私立医学部では、大学によって問題の特徴が異なります。
秋からは、ただ学力を上げるだけではなく、
少しずつ切り替えていく必要があります。
夏に結果が出なかった人ほど、秋にやることを増やしすぎない
成績が伸びていないと不安になります。
すると、新しい参考書を買う、講習を追加する、問題集を増やす、勉強時間をさらに増やす、といった方向へ進みやすくなります。
しかし、教材を増やせば成績が伸びるとは限りません。
秋からは「何をやるか」と同じくらい「何をやらないか」を決めることが重要です。
すでに理解できている単元や、現在の志望大学では優先度の低い内容に必要以上の時間を使わず、
合否に影響する弱点へ時間を集中させます。
秋から医学部合格へ立て直す3つのステップ
夏までの学習を棚卸しする
科目・単元ごとに
「できる」「不安がある」「できない」
に分けます。
「医学部に届いていない」という漠然とした不安ではなく、何を直せば得点が上がるのかを具体的にします。
入試までに仕上げるものを決める
すべてを完璧にすることを目標にするのではなく、
入試本番までに何を得点源にするのか
を考えます。
できている科目は入試演習へ、弱い単元は必要なところまで基礎へ戻ります。
模試・過去問と普段の勉強をつなげる
模試・過去問を解いて終わりにせず、
弱点発見 → 必要な学習 → 類題演習 → 再確認
の循環を作ります。
理数塾では「今から何をやるべきか」を考えます
理数塾では、医学部受験を専門に完全個別指導を行っています。
医学部を目指す受験生全員に、同じ課題があるとは考えていません。
それぞれ必要な勉強は違います。
「この時期だから全員が同じ教材をやる」のではなく、現在の学力と志望大学から、今何をするべきかを考えます。
数学・物理・化学を「受験全体」で考える
医学部受験では、一科目だけを見て学習計画を作ることはできません。
数学に時間を使いすぎれば、物理・化学が遅れることがあります。
逆に理科に時間を使いすぎれば、数学の演習量が不足することもあります。
理数塾では数学・物理・化学を横断しながら、
「どの状態まで持っていくのか」
を考えて指導します。
必要な単元は基礎へ戻る。できている単元は入試演習へ進む。
志望大学で重要な分野は重点的に演習する。
完全個別指導だからこそ、一人ひとり異なる進め方ができます。
夏の結果で医学部受験は決まりません
夏に思うような結果が出なかったとしても、それだけで今年の医学部受験が決まるわけではありません。
これまで勉強してきた内容が、秋の演習によってつながり始めることもあります。
過去問を解くことで、自分が何を勉強すべきか明確になることもあります。
志望大学に合わせた対策によって得点力が変わることもあります。
夏に結果が出なかったことを悔やむことではなく、
「秋から何を変えるか」です。
秋は「焦る時期」ではなく「合格へ学習を絞る時期」
夏までに何ができるようになったのか。
何がまだできていないのか。
志望大学まで何が足りないのか。
それを一つずつ確認してください。
「医学部合格につながる勉強」の割合を増やしていく。
医学部受験の最新情報・過去問対策も確認してください
秋以降は勉強だけでなく、志望校選択、出願方式、入試日程なども具体的に確認していく時期です。
理数塾では、日々の個別指導だけでなく、医学部受験に必要な情報も発信しています。
志望大学について調べるとき、過去問対策を進めるとき、模試後に学習計画を見直すときに、理数塾の医学部受験情報を活用してください。
医学部合格につなげるために
夏までの学習で何ができるようになったのか。
そして、志望大学まで何が足りないのか。
理数塾では、一人ひとりの現在の学力と志望大学から、
入試までに必要な学習を考えています。
